yu-jin宇宙船です。
今回は年齢的にも経済的にも後のない人優先のお話をしていきます。
そう胚移植を何度やっても上手くいってな比較的い高齢の女性の人たちのこと。
この人たちを何とかしてあげられないかっていうことで
このアドバイスを優先させていただきますね。
もちろん比較的高齢の人に有効なら
それ以下の人にはもっと有効だってことです。
女性の子宮の受け入れが出来ていないのにそこに胚移植って
上手くいくわけないって言いました。
子宮が血流がよくなっていて十分あったまった状態なら
受精卵は居心地よくてそこに住み着こうとするはずです。
血流悪くてあったかくなくてどちらかと言うと
寒いお部屋に入れられたとしたらそこには居たくないですよね。
10年くらい前のことです。
31歳のピアノ講師の女性がそれまで2年の間週1回か2週に1回の割合で
鍼灸による私の不妊治療を受けていました。
私のところでは体外受精でかなり有名な産婦人科に通院しながらでした。
思うような進展がみられないので病院側は精密検査をしました。
そしてその原因が分かりました。
子宮が二つある双角子宮という変形した子宮を持っておられたのです。
私も治療しながら普通の女性と違う反応があるので何でだろうと思っていました。
ああそれでだったんだとこの検査結果を聞いて合点がいきました。
病院側はこの子宮ではこれまでの人工授精の治療ではダメだということで
体外受精に切り替えて治療するようになりました。
でも4回やりましたがすぐ流産してしまったりですべて失敗に終わりました。
採卵した卵子は後1回分しか残っていませんでした。
使えそうな卵子を使って5回目最後の体外授精をやりました。
今度は見事着床してそして女児を出産されました。
最初二卵生の双子だったのですがこのまま双子は無理だろうとの病院側の判断で
1つは堕胎されてしまいましたので一人だけの出産になってしまいました。
途中逆子が分かってその治療をして治ったのに
普通分娩はこれもまた無理だろうという判断で帝王切開だったそうです。
この5回目の体外受精で分かったことがありました。
4回目までは胚移植の3日前あたりで鍼灸治療していました。
5回目は子宮があったかくなってないのに
冷たい子宮に入れたって着装は無理だろうと思って
その病院に近いところにある温泉に十分浸かってあったまってから行くようにと
アドバイスしました。
彼女はそれなら私の治療を受けてそれからすぐに病院に行くと言ってきました。
本当は私がそうしたほうがいいと思うよって言いたかったことでした。
治療後ここから1時間弱かかる病院にご自分の車の運転で向かわれました。
この経験から治療後の何時間かは子宮内が血流がよい状態が保たれていて
あったかくて着床しやすくなっているんじゃないかということに気づきました。
最近の臨床発表でもその日だけという先生もおられるし30分以内がベスト
とされている先生もおられますが
胚移植は私は治療したその日の内であれば 妊娠確率は高いままだろうと考えております。
胚移植を受けているけれどうまくいってない女性の人。
私の述べた理屈を納得いただけたんでしたら
最先端治療も必要ですが 最先端の治療だけでは出来ない
子宮やその周辺の血流を良くしてくれる鍼灸治療をしていただけたら
かわいい子を授かる確率が大いに増すと思います。
胚移植の妊娠率の低い大きな原因は
私が考えるのに2つの問題があるのです。
1つは今述べた受精卵を入れるときの子宮が
その受け入れ態勢がちゃんとできているかどうか。
もう1つが採取した精子が活動的で元気いっぱいでその数が多いかどうかです。
精子採取時の心の問題は新星出版社刊『男の子と女の子を産み分ける』でも
少し触れてありますので興味のある方は読んでみてください。
鍼灸治療については
専門に取り組んでおられる徐クリニックARTセンターの小林早希氏や
まつおか鍼灸院の松岡義人氏などが
今もすばらしい結果を出されて発表されておられます。
詳しい治療のことなどはインターネットで検索されれば出てくると思うので
そちらで調べてください。
最後にまた変な質問をします。
子宝の湯って言われる温泉が日本のあちこちにありますよねぇ。
あれは泉質の効果でしょうか。
野球の落合元選手。
奥さん信子夫人と温泉に行きました。
その後妊娠されました。
それまで何年も不妊治療を続けられていたそうです。
確か落合選手がこれが一番よかったような気がすると言っておられました。
温泉で十分あったまってそのうえにラブラブでよりあったまれば
それって子宮が受精卵を迎え入れるのに最高のお部屋になっているはずでしょう。
風呂上がりにタマタマに水をぶっかけて挑めばなおいいんじゃないでしょうか。
でも最後のフィニッシュは深くインサート出来る体位のバックオーライでお願いします。
答え
どこの温泉も温熱効果ということだけをみると こも子宝の湯ということになりますけれども
長く浸かっていられる優しい感じの温泉ということになると限らてしまいます。
どうもそのことが子宝の湯と言われる所以のような気がします。
今回は胚移植を受け入れるお部屋の良き条件についてお話ししました。
この条件に近づくようにすることが
今のところ妊娠確率を高める絶対的で確実な方法なのですです。
下半身特に下腹部の冷えはなかなか抜けません。
鍼灸学校に通ってた時にある先生が女性の患者の治療は腹に火を入れることだ
というようなことをおっしゃっていました。
そのときはピンとこなかったんですが今は分かります。
女性のほとんどの不調は冷えや下着などによる締めつけによる子宮や卵巣の血流障害だと思います。
昔はそれを瘀血症(おけつしょう)とか血の道症(ちのみちしょう)と言いました。
年齢が高くなると締めつけの少ない大きめの下着や毛糸の腹巻ぐらいは
考えておいたほうがいいです。
では また。