2016年09月10日

不妊 女性側の問題 子宮位置異常 流産癖 子孕みの灸

おはようございます。
yu-jin宇宙船です。

女性の不妊になりやすい問題の一つに子宮の位置異常があります。
ずいぶんと昔と言っても戦後の昭和20年から昭和30年代か
もしかしたら昭和40年代初めごろまではやってたかもしれないんですが 
臍から恥骨までの中央あたりから恥骨までを切った手術痕のあるご婦人を
時々見かけることがありました。
ほとんどこのどちらかだったんですが 一つは卵管結紮(らんかんけっさつ)と言って
卵管を縛って妊娠できないようにした避妊のためのものか 
もう一つは不妊を治療するために子宮後屈の治療をしたものでした。
同じ位置の手術痕で全く正反対の目的のことがしてあったんです。
だから本人にどちらなのかを聞いてみないと 
手術痕の位置だけではどちらか分かりませんでした。
いつの間にか卵管結紮は避妊具の普及とともになりましたし 
子宮後屈の治療も効果のほどが確認できなかったのか 
いつの間にかされなくなったみたいです。

みんなとは言いませんが不妊症の原因に子宮の位置異常がからんでいることがあります。
子宮位置異常にも4タイプあります。
子宮前屈 子宮後屈 左傾子宮 右傾子宮 
の4タイプです。
昭和の名灸師と言われた深谷伊三郎(ふかやいさぶろう)氏は 
左傾なのか右傾なのかを
鼻の下の溝の線(人中=じんちゅう)で見分けていました。
人中が左に曲がっていれば子宮は左に片寄っている(左傾)。
人中が右に曲がっていれ 子宮は右に片寄っている(右傾)。
という見方をしていたようで
ともに不妊症の徴候だと言っています。
片寄っていたりしたら当然機能は正常に働かないってことになります。

深谷伊三郎氏はこの人中曲がり=不妊症の患者さんに対して
最初に臍より上の内臓の働きを整える中脘(ちゅうかん)というツボと
臍より下の内臓の働きを整える関元(かんげん)というツボにお灸を施しておいてから
中条流子孕み(ちゅうじょうりゅう こはらみ)の灸を臍の下左右2点に施して
不妊症患者の治療をしていました。

ところで中条流っていうこの流派は
本業は何だったかご知でしょうか?
江戸時代の江戸には遊郭がたくさんありました。
有名なのが吉原です。
そこで働く女性は男の相手をするわけですから妊娠してしまう女性が出て来てしまいます。
避妊具などない時代ですから当然ですよね。
どうしましょうってことになった時この一派に頼んで堕胎してたのです。
掻把する道具を持っていました。
何度も堕胎した女性が子供を望んだときのためにだったのかどうかは分かりませんが
その彼らが見つけた不妊症を治すツボが中条流子孕みの灸ってわけです。

この全部で4つのツボに毎日1か月以上お灸を施すと 
人中の曲がりが治って見事に懐妊する女性が多かったと深谷氏は言っています。
お灸でも何でも子供を授かることが出来るなら何でもやってみますって方にお勧めです。

子宮の前屈と後屈の問題は手術などしなくても骨盤の整体治療で治ります。

骨盤が原因の不妊症のもう一つの問題である流産癖は 
自分ひとりでもやれる整体の一種の操体法のある操法で治ります。
操体法の専門の方に教わってください。

あッそうそう。
脱線ですけど半年に1回しか生理がないという女性が他の治療のことでみえたことがありました。
お子さんが一人ありました。 
男の子でした。
排卵がいつあるのか分からないのに見事に命中したみたいです。
こういう例があったりすると生まれついての運もあるのかなという感じもありますね。

では また。










posted by yu-jin宇宙船 at 00:30| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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